上室性頻拍の第一選択薬

  • 上室性頻拍の第一選択薬 はコメントを受け付けていません

この記事は1分で読めます

血圧の安定した脈拍150台の上室性頻拍症の患者。

頸動脈洞マッサージには反応しない。

第一選択薬は何か?

ベータ遮断薬

非ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬

アミオダロン

アデノシン

イブチリド

 

解答)

血行動態の安定した上室性頻拍症の

第一選択薬はアデノシン。

半減期は短く、また、隠れたP波を炙り出すこと

により、心房粗動などの診断にも役に立つ。

ベータ遮断薬や非ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬

でももちろん房室結節を遮断しリエントリーを

停止できる。

しかし、アデノシンよりも半減期が長いこと、

血圧低下の危険性があることなどから、

アデノシンが第一選択薬となる。

アミオダロンは心房細動や心室性不整脈に用いる。

イブチリドは心房細動や心房粗動のリズムコントロール

に用いる。

 

  • 2018 08.22
  • 上室性頻拍の第一選択薬 はコメントを受け付けていません
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

コメントは利用できません。

記事の編集ページから「おすすめ記事」を複数選択してください。